KS法R言語化:第1段階終了

 4/26から時間を見つけては取り組んできた,KS法クラスター分析のR言語化作業。本日,第1段階の翻訳が完了しました。上記左図がプログラムの一部,右図が出力結果の一部です。テストデータでの計算ですが,C言語で書いていた時と同じ結果を得ることができました。3種類のプログラムを翻訳しなければならないのでまだ作業は1/3が終了したに過ぎませんが,ともかく1歩前進。少し,ホッとしました。

 

 KS法クラスター分析は,倉沢進先生(東京都立大学名誉教授,私の大学院時代の指導教員。学部時代の指導教員である園部雅久先生の大学院の指導教員でもあります)がFortranで造った分析手法です。その後,『新編東京圏の社会地図1975-90』を倉沢先生と一緒に編集した時に,私がC言語に翻訳しました。2001年のことでした。

 

 今回,それをR言語に翻訳し直しております。R言語化すれば,より多くの方に利用してもらえるようになりますし,学部や大学院の授業でも取り入れることができます。自分でプログラムを書いていますので,バグを直したり,改良したりすることもできます。4月からR言語を勉強しながら,コツコツ作業を続けてきました。

 

 7月末までにはなんとか3種類のプログラムを完成させ,自由に分析できるようにしたいと考えております。もうしばらく,コツコツ作業を続けます。