異動のご連絡

 浅川は2020年3月末日をもって明治学院大学社会学部を退職し、4月より早稲田大学人間科学学術院に教授として着任することとなりました。明治学院大学のemail addressは4月以降は使えなくなりますので、ご注意ください。(早稲田大学のemail addressにつきましては、利用可能となりましたら、このサイトでもご連絡いたします。)

 

 明治学院大学では、2006年4月着任以来14年間、教育と研究に携わらせていただきました。この間に、多くのゼミ生が卒業し、さまざまなフィールドで活躍しています。銀行・生保・メーカー・ホテル・旅行社などに就職したゼミ生もたくさんいます。海外で活躍するゼミ生もいます。ゼミを巣立った卒業生のみなさんが生き生きと活躍している姿を拝見するのはとても喜ばしく、嬉しいことです。

 

 そうなのですが、社会学者として活躍しているゼミの卒業生は残念ながら皆無なのです。私も50代の後半を迎えようとしており、そろそろ後継者を育てていかなければならないという思いを抱くようになりました。私の師である倉沢進先生から受け継いだ「社会地図という研究方法」を、若い世代に受け渡し、社会学の更なる発展に寄与したい、そういう思いが強くなっておりました。

 

 そんな折、早稲田大学人間科学学術院より「都市社会学」の公募が出されました。臼井恒夫先生が2020年3月で退職されるため、その後任人事です。この公募に応募させていただきましたところ、ありがたいことに採用していただくことができました。

 

 早稲田大学人間科学学術院では、都市社会学者として学部生と大学院生の教育に携わらせていただく予定です。また、人間科学学術院の橋本健二先生や武田尚子先生との共同研究(都市空間と格差研究)をさらに深め、文学学術院の浦野正樹先生との共同研究(災害研究)もさらに発展させていきたいと考えております。

 

 大学人として残り15年間。教育と研究に邁進したいと存じます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。