単著を上梓しました

 このたび、春風社より『都市を観る−社会地図で可視化した都市社会の構造』を刊行いたしました。この本は、私の近年の仕事をベースとしながら、それらをこれまでの社会地図研究の蓄積とともに位置付け、戦後の日本都市の社会空間構造がどのように変容してきたのかを分析した一冊です。

 これまで、地理学や格差研究、交通インパクトなど、多様なテーマの研究を多分野の研究者のみなさまとご一緒させていただきました。それらの研究において、社会地図研究をどのように役立てることができるかを、常に試行錯誤して参りました。これまでの研究過程で見えてきたことをまとめたのが本書です。

 現在は、次のフェーズに進むべく研究活動に邁進しております。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。